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仏教会神父殺害 ローマ法王「世界は戦争状態にある」

2016年07月29日

【新唐人2016年07月29日】

フランス・パリのノートルダム大聖堂で27日、26日に同国で起きたキリスト教教会テロで犠牲となった神父を追悼するミサが行われました。世界各地でテロ攻撃が繰り返し行われていることについて、ローマ法王は「世界はすでに戦争状態にある」と述べました。

 

26日、フランス北部のノルマンディー市内の教会に刃物をもったイスラム国に同調する男2人が立てこもり、85歳の神父を喉を掻き切るという残酷な方法で殺害しました。

 

翌27日、パリのノートルダム大聖堂で犠牲となった神父を追悼するミサが行われ、オランド・フランス大統領とヴァルス首相が出席し哀悼を捧げました。

 

統計によると過去1年間にフランスで発生したテロ事件で、215人が死亡し、560人以上が負傷しています。

 

世界各地で頻発するテロ攻撃事件について、フランシスコ・ローマ法王は「世界は戦争状態に陥っている」と表明しています。

 

フランシスコ・ローマ法王:「世界でテロ事件が頻発している現状を戦争と言い換えることができる。」

 

バチカンは法王がいう「戦争」とは宗教戦争ではないと表明しています。

 

フランシスコ・ローマ法王:「これは利益追及の戦争、金のための戦争である。自然の資源をめぐる戦争だ。」

 

テロ事件は依然として続いており、キリスト教会の神父さえも攻撃対象となっています。各国の政治指導者や宗教指導者は、現状を変える方法を模索するのに苦慮しています。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

 

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2016/07/28/a1278238.html(中国語)

(翻訳/白白 ナレーター/佐藤 映像編集/伊)

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